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8月のごあいさつ

  • 執筆者の写真: qnunun
    qnunun
  • 2022年8月23日
  • 読了時間: 5分

自炊の何がいいのかというと、好きなものを遠慮なく作り続け、それをずっと食べ続けることができるという点だ。この前、ガパオの上の部分を500g作りました。写真の奥で、くるんと卵に包まれているのがそれです。#写真撮るのドチャグソ下手糞マンのお料理日記

熱し冷めやすい性格で、いつまで続くか分からないので、今のうちに言っておこうと思うのですが、いまわたしの中で、空前絶後の銭湯ブームが来ている。ひとまず家から3分ほどの場所にある銭湯をホームにしつつ、休みの日は電車に乗って出かけていくのだ。銭湯に。

もともと季節問わず、シャワーより断然入浴派なのだが、やっぱり湯船が広いのはいいなぁと思う。家の湯船が広くなっても、この「大きなお風呂に入りたい欲」は満たされないと思う。家では広さや設備に限度があるし。餅は餅屋なのだ。

それにお風呂に入るまでが、大規模なイベントというのがいい。大きなお風呂を求めて出かける、というのがいい。

私は、筋金入りの銭湯ファンから邪道だと言われそう、と思ったり、「純喫茶や名画座とか、そういう古いのん好きちゃうのん」と自分でも思ったりするので、なんとなく言えなかったのだが、スーパー銭湯が好きだ。

スーパー銭湯にはあらゆるお風呂がある。「こんだけのお風呂がありますよ~」の情報を見ているだけで、まだ一滴のお風呂に浸かっていなくても、満たされる。それに、あらゆるおもてなしをしてくれる。「お風呂あります!」の名の下に、お風呂の壮大なスペクタクルが展開されているのだ。

複数のお風呂に入ると、それぞれに効能があり、その文章を読んでは、ほーとかへーとか、1秒後には覚えていないのだが、唸る。ほんで、その後は牛乳。もしくは、こんな飲み物あるんですか、的な飲み物を試したり。スーパー銭湯のおかげで、クラフトコーラの美味しさに気づきました、

スーパー銭湯では仮眠もできる。お風呂入った後、ポカポカした身体と快適な血流で、心地よくなっていて、その状態でクーラーがガンガンかかった部屋で寝る。それが最高。あと、何より岩盤浴が好きで、

もう岩盤浴が好きで好きで、たまらない。なんであんなに気持ちいいんやろ。職場にはサウナーというかサウナ猛者と言い得る方々がたくさんいるのだけど、私はサウナの、鼻に熱がツンとする感じが苦手で、あと暑すぎて、だんだん腹がたってくる。ストレスフル。でも岩盤浴はポカポカするし、汗がじっくり出ていくので、身体からアカンもん出て行ってるなと、肌でわかる感じ。

あと、美肌効果に結構びっくりする。3日くらい、毎朝肌触って「気持ち良(よ)!すご!」ってなる。もはやお風呂が好きなんか、岩盤浴が好きなんか、ちょっとよくわからない、

露天風呂エリアに、寝るスペースがあるところ。そこで青空のもと股間にタオル置いて寝転んで、「今めっちゃ変態やな」と思ってる私がいうのもなんですが、銭湯銭湯言っておきながらいうのもなんだけど、とはいえ、私は裸を見られることが苦手だ。もっというと「いま裸でいます!」と周知されることに抵抗感があり、

裸でいることは、人間なんだから誰しもあるのだけど、「いま、ここに裸でいます!」は裸体nowなわけ。見られるのも苦手なんだけど、見られるということは合わせて「裸体now!」をお知らせすることが伴っており、なんだか苦手だ。

銭湯に出かけることができるのは、不特定多数に裸を見られることには、まだ抵抗感が薄いからなのだった。いっぽう自分のことを知ってる人に裸を見られるのは、ちょっとね。だから、不特定多数ならいいと言ったものの「もしや、この中に知り合いがいるのでは?」とか「自分のライブを見かけたことのある人が、1人くらいいるのでは?」「YouTubeみた?」とか思い始めると、途端に服を着たくなる。「たまたま来ただけですけど?こっちにはそれなりの、事情があるんで…」みたいな顔して、湯船から出たくなる、

大きなお風呂に入りたい。でも裸でいることは、見られたくないし知られたくない。このアンビバレンツな心情を鑑みた結果、なるべく知っている人がいない地域のお風呂に入りたい。となって、だから都心でなく、埼玉方面へと向かう。だから、電車に乗る、

私は普段、どちらかというとデコラティブな格好を好むのだけど、お風呂に入りにいくときは別で、死ぬほどとことんラフな格好でいきたい。ホームにしている銭湯には無印のルームウェアで行っても、まぁ許されるだろう、と思うのだが、電車に乗るのは憚られる。そこで上は黒のシャツ、下はベージュ色の半パンという、kill the 自我な服装をユニクロで購入、

なので、ジャルジャルみたいな私を電車で見かけたら「今から風呂行くねんな」と、そっと見守ってほしい。電車に乗って銭湯に向かっているとき、心も体も(嶋野百恵が言うところの)violet nudeだから、

素数が好きだから、銭湯の下駄箱は、いつも素数を選ぶ。11とか37とか。素数を見ると、ドキドキする。3桁以上の素数は、ほんまにヤバいと思う。3桁以上の素数の下駄箱を見ると息が荒くなるのだが、実際それが素数なのか、実は確認していない。なんと!素数っぽいってだけで、心が躍ってしまうのだ。

とりあえず293が素数なのはわかっているので、293狙いで行くのだが、毎回293やと素数というか、293が好きな人では、って思う。293を選びすぎて、何ならちょっと293が、あまり好きではなくなってきている。気分を変えて291を選んだものの、291は素数じゃないんですよ、みなさん。知ってましたか。

数字を気にするといえば、トルネード竜巻も音楽理論を駆使して、和音や拍数などの数字を気にしていた。インディー時代の2枚は、私が中学生の頃の作品で、当時「よくわかんないけどいいなぁ」と思っていた。今の学生はこの音楽をどう思うんだろうなぁ。


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