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  • 執筆者の写真qnunun

4月の挨拶



コラージュ展や演奏を観に来てくれた友人らと記念撮影して、その写真を見るたびに「自分太ったな〜」と思うのですが、チーズとカニカマを餃子の皮で包んだものを作って食べました。焦げたけど、美味しかったです。


ソンクラーン(タイの水かけ祭り)の季節になったので、ふと思い出したのだが、錦糸町にイサーン料理のお店があり、ちょうど1年前に友人と行ってきた。なんかすごかった。お客の9割がタイの方で、店内はタイ語のカラオケが爆音で轟き、煌びやかなミラーボールのもと皆んなで歌って踊ってってして、そんな店の片隅で激辛料理を食べた。


その日は、ソンクラーンの日だった。とはいえ、不勉強ゆえにそれがどういう意味を持つのか知らず、とりあえずハッピーなお店の雰囲気に身を任せていて、お店の方に「塗りますね~」と言われるがまま、白い粉の混じった水を顔に塗ってもらった。顔からベビーパウダーみたいな、いい匂いがした。


で、話の本題はここからなのだが、爆音カラオケや激辛料理以上に衝撃的なことがあって、お店は全く関係なく、


というのが、店を出る前にお手洗いに行った。先述のように白い水を顔に塗られたからで、このまま電車に乗るのはちょっとなと思い、粉を拭き取りたいと思ったのだった。それでお手洗いにある鏡を覗き込んだのだが、自分に耳毛が生えていた。しかも両耳。「生えてます!」と見える形になるほど成長しており、思わず「え、嘘やん?」って普通に大きめの声が出た。


耳毛。今まで意識したことがなかった。というか、人と会う前は鏡を見るようにしているのだが、耳毛を認識するのは初めてだった。いつから生えていたの?ホウェン?職場の小さくて可愛い、ぬいぐるみみたいなおじさん(たべっ子どうぶつのライオンっぽい)に耳毛が見える形で生えていて、思わず「Ah… mmm…」と甘美なハミングを漏らしたことがあるのだが、自分もいつの間にか、ハミングを漏らされる側になっていた。


あと中学生の時、校内にパンを売りに来ていたおじさんが耳毛ボーボーで、パンもおじさんも耳毛パンと呼ばれていた。だから、耳毛パンを思い出したが、私はそこのパンを食べたことがないから(お弁当派だったので)、おじさんのほうの耳毛パンを思い出した。あと川内康範。途端、自分が一気に加齢したような気持ちになった。


というか人から耳毛が生えているのを見るたび、気づかんかね、と思っていたけれど、落ち着いて考えたら、顔の側面についているから耳毛の成長過程に気づくのはなかなか難しい。そこそこ伸びないとね。耳毛は忍び。耳毛は侮れない。


そんなことを考えているうちに、その前日、森元暢之さんの紙芝居を観に行って、森元さんや伴奏のたらすなさん、森元さんの漫画を出版されている湯気カンパニーさんと和気藹々としていたことを思い出し、皆さん、私の耳毛を目撃していたのだろうかと思って、そうなると戦慄し、鏡を頭で叩き割りそうになった。血まみれになれば、耳毛も真っ赤に染まって目立たなくなるだろう!とんだトマトだよ!


全然関係ないのだが、いま我が家にはデコポンジュース(くまモンさんがジャケットなので買いました)と田山真美子さんのCD(好きだから買いました)がある。まるで大谷翔平さんの愛犬と奥さんが揃い踏みしたみたいじゃない、と気づいた時のハッとした感じ。私はCHARAの歌声と話し声のモノマネができるので、大谷さんと同じく二刀流を自負しておりまして、またもやSympathy。



でも「楽天使」だと、私は忍ちゃんになりたい。



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